中古マンション 不動産会社問い合わせ 内覧

希望通りの中古マンションをネットで見つかり、サイト記載の不動産会社に内覧希望メールを送信しました。数日後、返信がきて、内容は、「現在も売り主さんが住んでおり、契約、決済後の引っ越しで残留物は買い主側で処分になります。現状引き渡しでリフォームが必要です。以上の件を承諾して頂けたら、内覧可能です。」でした。

少し、予想とは違う内容で戸惑いもありましたが、同じような間取りは全て1000万円代だったので、残留物処分代やリフォーム代をプラスしてもお値打ち物件だと思い、承諾し、内覧を依頼しました。後日、夫と子どもたちと見に行きました。

築27年なので、それなりに味わい深さはありますが、許容範囲内だったので、私は良かったのですが、夫は渋い顔。

その理由は差し押さえ物件だったからです。

不動産会社からいろいろ説明を受け、登記簿コピーを頂きました。そこには、現在の持ち主は市役所で債権額1900万円、利息1200万円、計3100万円とありました。

私はだから、安いので納得だったのですが、夫は気が進まなくなった模様。

差し押さえられた旧持ち主は、決済額の一部を借金して引っ越しするとのことで、自分たちが追い出すような形になってしまうと夫は感じたようです。

1000万円未満の物件は売り買いが頻繁で、訳有り物件を業者が安く買い取り、リフォームして、高めに売り出していることが多いそうです。仕入れ値は安い方がいいですもんね。この物件も私たちの次に業者から問い合わせがあって、キャンセル待ちの状態とのこと。

リフォーム後の物件はきれいで、すぐに入居できて一見、良いように感じますが、最悪、殺人、自殺、孤独死、物件だったとしても分かりません。訳有り情報をオープンにして激安で売りに出してる物件は実際にありますが、うやむやにされている物件も多いとのことです。不動産会社よりも、近隣住民に聞くのが一番、正確な情報とのことです。

リフォームは自分でするのもけっこう、楽しいですよ。ネットで、生ノリ付きのかわいい壁紙も購入できるし、ホームセンターで漆喰の壁にするキットも売ってます。

リフォーム会社に、予算内で、できる限り自分好みにしてもらうのも楽しいですよ。

なんとか夫を説得し、うちはこの物件で手続きを進めていくことになりました。